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くまモンProject

  • 兼城賢翔
  • 2017年1月21日
  • 読了時間: 2分

僕らは悶々としていました。2016年4月16日、熊本地方にて大きな地震が起こりました。連日のニュースでは震災についての報道。TwitterやFacebookなどのSNSでも、多くの震災についての投稿を目にしました。しかし、熊本地方に「何かしたい」と思っても、鳥取で生活していては難しいことでした。「僕らだけじゃない、きっと鳥取には同じように何かしたくてもできない人たちがいる」そんな思いから、一枚の大きな布を用意して多くの鳥取の人から応援メッセージを集めよう。そして熊本地方に送ろう、と始まったのがくまもんプロジェクトでした。

用意していたダンボールをつなぎ合わせて下敷きにし、その上から布を二つ折りにし貼り付けました。(二つ折りにした理由は「そこまでメッセージが集まらなかったらどうしよう」という不安からきています。最低でも半分は埋めようと・・・)

準備ができたら駅周辺をゴミ袋を持って落ちているゴミを拾いながら散策していました。そして、若い子を中心に声をかけ応援メッセージを書いてもらおうと考えたのです。

序盤心配していた自分をぶん殴りたくなるくらい、多くの人たちがメッセージを書いてくれました。

下校中の高校生、たまたま駅を利用するために歩いていたおっちゃん、観光客の方達、大学生・・・

やっぱ鳥取の人たちは年代問わず、温かい心を持っているのだと感じました。

多くの温かいメッセージたちは一緒に集めていた義援金と一緒に熊本の避難所に送りました。

今回参加してくれたConnection'sのメンバーも7時間以上活動していたけど、辛い顔するどころか、常に笑顔で楽しみながらメッセージを集めていました。幕を埋め尽くすほどのメッセージを集めれた時の達成感は感動するものがありました。

被災地に行ってボランティアしたり、実際に自分で寄付したりすることはとてもいいことだと思います。それと同じぐらい大事なのは、多くの人が今回の震災に関心を持ち、気持ちを寄せることなんだと気付いた1日でした。

1日でも早く復興することを願って。


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